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業 績 - 翻訳カテゴリのエントリ

Hegels Lehre vom Ende der Kunst. 6 Thesen
『芸術終焉論の持つ歴史的な文脈と現代的な意味についての研究』科学研究費研究成果報告書、栗原隆編、2006年3月、p.161-163

単訳  2001年11月
創文社(東京)
ヘーゲルはベルリン大学で1821年から31年にかけて4回にわたり「宗教哲学」を開講したが、従来のテクストは各年度の講義を切り貼りし、文書の挿入と不都合な箇所の削除などにより改竄されていることが、本書の編者イェシュケの校訂によって明らかになった。イェシュケ校訂版(G.W.F.Hegel, Vorlesungen ueber die Philosophie der Religion, Hrsg. v. Walter Jaeschke, Hamburg1983─85年) は複数年度にわたる合成をやめ、各年度の講義を再現している。これによって初めてわれわれは本来の思考の流れにそって、ヘーゲルの宗教思想を読めるようになった。本書では、宗教哲学を体系的に論じた1827年の講義と死の直前の1831年の講義の要約が訳出されている。
へーゲルはこの講義のなかで、異文化宗教の研究にのめり込んでいった。当時ヨーロッパにもたらされた異文化情報を渉猟し、これを饒舌なまでに紹介している。編者イェシュケはこれを「比較宗教学が専門分野として構築される以前」の先駆的な試みと見ている。本書の注ではヘーゲルが異文化宗教の研究に用いた出展が明らかにされており、当時のヨーロッパ人がどんな文献に基づいて東洋世界をイメージしたかを示す貴重な情報ともなっている。またへーゲルがしばしば用いたクロイツァー著『古代諸民族の象徴学と神話学』から、インドの三位一体神トリムルーティの絵などいくつか図版が挿入されている。堅苦しい思弁という印象が強いヘーゲル哲学がじつは絢爛たる経験に裏打ちされたものであったことがわかる。イェシュケ版『宗教哲学講義』はドイツ語版以外にすでに英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ハンガリー語の訳が刊行され、世界中で読まれている。日本語版は7ヶ国語目の刊行となる。 
目次
日本語版への編者序文

共訳  法政大学出版局
1999年12月

2012年5月 再版

単訳  1998年7月
『人文論集』No49─1

共訳  1998年3月
『続・ヘーゲル読本』法政大学出版局)

1992.7.11,12.20
ヘーゲル研究 第25,27号( ヘーゲル研究会)
近年発見されたシュトラウスによるヘーゲル「宗教哲学」講義要録を、その意義を解説して、訳出した。1 ~10,1~9 頁( 計20頁)

共著  1992.2.15
弘文堂(東京)  739頁
日本のヘーゲル学の総力をあげてつくられた国際的にも例のない本格的なヘーゲル事典。加藤尚武ほか編。分担: フランスにおけるヘーゲル研究という大項目をはじめ、愛、祭祀、世界の散文、フランスのヘーゲル研究など15項目担当。クロノロジーの作成にもかかわり、とくに第2刷改訂版でベルリン期の執筆年代をより正確なものにした。

単著  1991.6.
ヘーゲル研究会通信 第4号
1990年2月に開設されるヘーゲル記念館(ヘーゲルの生家)を開設直後に取材した様子をテュービンゲンから書き送ったもの。
 

単著  1978.12.1
現代思想 第6 巻16号(青土社)
ヘーゲルの近代認識の深化を示す決定的なテクストであるイェーナ時代の「精神哲学」の草稿の国家論の翻訳。座小田豊と共訳。34~54頁(21 頁) 。